【新米監督】体操「寺本明日香」さんによる「女子体操部」のチーム作りに密着【ブログ記事】
寺本明日香さんとは
寺本明日香さんは元女子体操競技の選手で、2022年引退します。オリンピックに出場し、団体4位の結果を残した実力者です。
寺本さんは、引退後、至学館体操部の監督に就任を打診され、承諾することとなりました。
至学館大学では、女子専属の監督はおらず、体操競技の成績は振るわずにいるなかの就任です。
「中京テレビ」では、寺本明日香さんが監督就任したことで、体操チームにどのような変化が起こるのか。その歩みに注目が集まりました。




寺本明日香監督 体操部が良い方向に向かっている要因とは
1)「至学館大学体操部の心得」を作った。
監督就任前の部活には私語や笑い声が飛び交います。
練習に集中できる環境でないこと寺本さんは愕然とします。
先ず、環境の改善に「至学館大学体操部の心得」と題された部のルールを作りました。


2)理想な指導者を目指して行動をした
かつて寺本さんのことを指導した恩師のもとに足を運びます。
指導者としての道に、積極的な姿勢が伺えます。

3) 自ら練習メニューを作成した
寺本さんは、監督の立場に甘んじることなく、自ら部員の練習メニューを作成しました。



4)突然の出来事にも状況に応じて的確な判断をした。
全日本インカレでは、部員が演技の途中で怪我をするハプニングに見舞われました。
監督の立場としては、1)ほかの部員に演技を任せるか、2)怪我をした部員に演技をさせるか、3)それとも演技を棄権するか。様々な選択肢のある状況にありました。例えば、1)ほかの部員に演技を任せる場合は、その部員への負担や、想定外の披露のため、どの程度のどのような演技を行えばよいか、フォローが必要になります。寺本監督は、事前に選択肢を固定するのではなく、怪我をした部員に確認を行い、出場するかしないかの意思を把握したうえで、2)怪我をした部員に演技をさせる決断を取りました。
監督として、怪我をした部員に演技をさせることは、取りにくい選択肢(今後の選手生命への影響や、保護者からの批判などリスク)になりますが、思い切った決断を取れたことが、今回のチームの好成績に繋がった要因になりました。

部員の紹介
※注:取り上げますメンバーは、中京TVスポーツにて紹介のありました選手のみとなります。ご理解の程お願いします。
奥田 悠来さん
3年生のメンバー。怪我の影響で2か月間部活を離れていました。復帰してから1カ月ほどで大会を迎えることになります。
奥田さんは、寺本監督から全日本インカレへの参加を打診されており、体操の実力を高く評価されていることが伺えます。
奥田さん自身は、部活を長期離脱していたため、予選大会に出場できておらず、全国出場に貢献できていなかった為、団体出場には後ろ向きでした。
全日本インカレ終了後は、団体メンバーとして出場してよかったと語っています。


齋藤 わかばさん
3年生のメンバーになります。
テレビの特集では、演技のシーンやインタビューシーンが多く取り上げられました。
大会の最中に、怪我をして、希望の演技種目を披露できない悔しい経験もしました。
次の大会、その悔しさを晴らす好演技も披露します。




苅谷 天音さん
2年生のメンバー。緊張しやすい性格です。
演技直前の表情から、緊張感が伝わってきます。最終演技を披露するプレッシャーの中、床種目では好演技を披露しました。
大会を終えたあと、部員たちの集まりのなかで皆にハイタッチを求めていました。





稲垣 茉優さん
2年生のメンバー。体操の技「イエガー」について、自身の考えを話していました。
先輩や同期、監督、どの方面とも信頼関係を構築されていました。
笑顔が素敵で愛嬌のある部員です。



竹内 結衣さん
2年生のメンバー。全日本インカレでは奥田さんの復帰もあり、団体メンバーから外れる悔しい経験となりました。
全日本インカレ当日は2階席からメンバーの演技を見つめていました。


浦川 菜月さん
4年生のメンバー。浦川さんが話すと、部の雰囲気が明るく変わります。
表情豊かで、寺本監督からも4年生の2人が団体の雰囲気づくりの鍵になると言われていました。




本田 あゆみさん
4年生のメンバー。全日本インカレ一つの見せ場で、高難度技の「イエガー」を成功させます。
笑顔を見せるシーンは少なかったですが、目の前のことに集中して、取り組んでいるように見受けられました。


動画視聴でおすすめしたいシーン
4年生の浦川さんと本田さん。
大会の結果を知った瞬間。2人のリアクションは異なります。
浦川さんは笑顔で手を叩く一方で、本田さんは静かに微笑みます。キャラクターの違いが現れた瞬間でした。
また、その直後に2人は一瞬目を合わせています。
4年生、これまで同じ部活動で苦楽をともにしてきた2人にしか見られない光景であったかもしれません。



おわりに
寺本さんが監督に就任。止まっていた時は進み、至学館体操部は前進を始めました。
大会直後の集合写真から分かるように、監督自身が大会を非常に楽しんでいます。
監督として部員をまとめる重責を担いながら、寺本さんは、部員たちに必要な取り組みは何かを把握されたうえで、当たり前とされることから改善を図る。基礎を疎かにしない姿勢が、今回の結果に結びついたように思われました。
番組のナレーションも含め、クオリティーの高い動画制作、また部員たちのよさを引き出そうとするスタジオメンバー。様々な人が、寺本さんの取り組みに注目をして、関わっていることを思うと、多くの偶然を乗り越えて、この動画は配信されたといえるかもしれません。
寺本さんと、部員たちの取り組みをぜひ着目して応援してみてください。



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